美容師として海外で働いて感じること。

こんにちは。

 

メルボルン生活もはや5ヶ月が過ぎました。

 

『Time is flying』とはまさにこのこと。

あっという間に過ぎていくものですね。。。

 

サロンでの仕事もだんだん慣れてきて、新しいことをたくさん吸収しています。

 

 1ヶ月限定のMG(マネージャー)になる

 

3月の終わりに

MG(マネージャー)がいきなり来週から5週間の休暇を取るとのこと。

そして、私にMG業を託すと。。。

 

新しいスタイリストも入ったのでMGがいなくても

営業は大丈夫なのですが、、

さすがに、急すぎない?笑

と思ったのですが、

そんないい意味で適当なのが海外サロンのあるある。

 

思えば、働きは初めて2週間で一人営業していた時の比べたら

まだいいのかな?笑

 

かれこれ、MG業も難なくこなしていますが、

問題は一緒に働いてるスタイリスト。

 

My styleの主張が強めの同僚

彼も同じくワーホリでメルボルンにやってきた、イタリア人。

 

とてもスキルがあるのですが、アーティスト志向の強い彼。

お客さんの要望というより、彼がいいと思うものをデザインする。

いわば私と正反対のタイプ。笑

 

俺様系美容師w

 

私の髪をカラーしてくれたときには凄いボリューミーなブロー

してくれた(どちらかというとぺたんこが好きなんだけどね)

 

でもね、最終的にお客さんが満足すれば

どんなアプローチでもいいと思うんです。

 

 

とある日、事件は起きた!

私のサロン、カットの値段は60〜80ドルなのですが、

彼はスーパーロングヘアの人に100ドルチャージしたのです。

次の日、ボスはそのお客さんからクレームの電話をもらい、

彼と話をしていました。

 

ボスの彼への言葉はこう。

私たちのサロンにはどこにもカットが100ドルすると書いていないから

その値段をチャージできないと。

 

うんうん。納得。(私の心の声笑)

 

彼の意見。

ロングヘアの方がブローをするのに時間を

かけてるのに、ショートヘアでもロングヘアでも同じプライスなのは

おかしいと。

ブロードライだけのお客さんはレングスによって値段が違うのに、

カットはなんで同じなのかと。

 

 

う、うん。納得(私の心の声 パート2笑)

 

 

確かに2人の言ってることは

どちらも間違ってはいないのだけど、、、

 

 

日本人だったら、多少なんでだろうと思うことも、

荒波を立てないほうが平和だし、その場所で働きつづけるのに

ボスとの関係は良好でありたいと思うのが一般的なんじゃないかな。

 

 

 

でも、彼は自分が納得できないことは例えボスが決めたことでも

言わずにはいられないと。

 

 

自分の信念を貫くのに立場を考えすぎるのは

よくないって。

 

確かに。

なんか、かっこいい事言ってるイタリア人。

 

 

そこで欠かさず私から一言。

 

自分の仕事への信念が強いのはとっても素敵だと思うけど、

ちょっと直球でぶつかり過ぎだよ!笑

器用になった方が人生楽になるよーと。

 

 

そうしたら、

 

女子はそういうの得意だよね!

俺には無理だと思う笑。

 

そ、そうだよね、、、

 

 

だからボスと喧嘩になったんだもんね。。。

 

 

板挟みになりながら、

私もたまには強気ならなきゃ!と

出来事でした。